「きみがいた時間 ぼくのいく時間」記者会見レポート⑥

菅谷さんの質問コーナー。
【西川さんへクロノスシリーズに関して】

菅谷さん　「西川さん。西川さんはこのクロノスシリーズ4作とも出演されていますが、クロノスシリーズとはどういう存在ですか？」

西川さん
「同じ役で違う作品に4つも出させていただくのは滅多にあることじゃないと思うんですね。もちろん初めてですし、まずそれがとても幸せな事だと思うんです。
　最初は梶尾先生の原作を僕たちがお借りするという形で上演しまして。もちろん今回もそうなんですが、この「きみがいた時間ぼくのいく時間」を舞台化するという時、その時に初めて小説を読ませていただいたんですが、そこには僕がやる野方という男は”眉毛が太くて小柄”だって書いてあるんですね。これは非常に梶尾先生からのメッセージではないかと。「西川君にやってもらうんですよ」と、「そのつもりで僕はこれを書いているんですよ」という気がしましたので、非常にやりにくいなと・・・。でもすごくやる気を出させて頂いている気がして。
　違った世界で野方という人間を楽しみたいと思いますし、もっともっと変わっていきたいなと思っています」