「きみがいた時間 ぼくのいく時間」記者会見レポート② [「きみがいた時間 ぼくのいく時間」記者会見参加]
成井さんの挨拶です。
「キャラメルボックスで脚本と演出を担当しております成井豊です。23年目という歴史があるわけですけども、キャラメルボックスでは一貫してファンタジーを上演している劇団であります。ホントは言葉の定義が難しいのですが、私は日常において非現実的な事件が起こる。これによって登場人物たちがさまざまな経験をして、その結果元日常に帰っていく。ただし、帰っていく時にきっと人間的に心理的に変化をしていて成長している。そういうのもがファンタジーじゃないかなと考えています。ですので、非現実的な事件というのはなんでもいいんです、幽霊と会っても、タイムトラベルをしても。とにかく、非現実的は事件が起きたものがファンタジーで、キャラメルボックスはそういったものをずっとやってきました。そのなかでも、タイムトラベル物に私は非常にこだわりがありまして、
梶尾真治さんの原作を得て今回が4作品目になるのですが。1作目の「クロノス」を観てくれた上川が珍しく褒めてくれてね「面白かった」と。あんまり褒めてくれないんですよ。観に来ても。必ず毎回観に来てくれるんですけども。「クロノス」はすごい褒めてくれて。その4作目に上川が出てくれるというのはホントにうれしいです。
おととい稽古が始まりまして、今はまだ稽古3日目ですのでそんなにまだ進んでないですが、上川を中心に和やかなカンパニーでスタートしました。
脚本は今、第2稿の終わりくらいです。これからまたみんなと話し合い、立ち稽古をしながら完成稿をみんなで作っていく。そういう風に作っていこうと思います。よろしくお願いします。」
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