「きみがいた時間 ぼくのいく時間」記者会見レポート①

　まず、記者会見は本日14時より日本テレビにて行われました。
司会は、日本テレビアナウンサーの菅谷さん。以前、キャラメルボックスと福澤さん率いる日本テレビアナウンサー有志で結成された”福沢一座”のコラボ企画で出演されており、キャラメルボックスとは縁の深いかたです。

　会場前方のスクリーンに「クロノスシリーズ」前3作のダイジェスト映像が流れ、会見がスタートしました。

菅谷さんの挨拶に続き、
菅谷さん：「さて、この度上演が決定しました「きみがいた時間　ぼくのいく時間」は「黄泉がえり」など数々のＳＦ作品を生み出してきた梶尾真治さんの作品の舞台化となります。キャラメルボックスはこれまで梶尾さんのﾀｲﾑﾄﾗﾍﾞﾙ作品を三作品舞台化してき好評を博してまいりました。今作品はその人気シリーズの第4弾ということになります。本日は出演者と脚本演出家の皆さんに作品ん魅力や今のお気持ちを語っていただきたいと思います」

そして、脚本演出の成井豊さん。主演の上川隆也さん。ヒロイン西山繭子さん。シリーズ通して登場する野方役の西川浩幸さんの登場です。

そして、製作総指揮の加藤昌史さんの挨拶です。

加藤さん：
「今日はみなさんお越しいただきありがとうございました。あの～非常に天気のいい日でですね（笑･･･）お越しいただきありがとうございます」　　（・・・っておもいっきし霙雪雨・・・）
「僕は雪男でありましてすね、雪の降る日はいいことがあるんです。ていうかいい事がある日に雪が降るという、僕のジンクスがあるという・・・ジレンマじゃないですね・・・」　（上川さんツッコミしたい？）
「そういうことで今日はありがとうございます。私はキャラメルボックスの製作総指揮の加藤昌史と申します。劇団の旗揚げに成井と共に関わった人間でございます。この劇団は1985年に旗揚げしまして、もう23年目にあたります。結成23年目になります。その間いろんな劇団員が出たり入ったりしておりますが、23年の中で今回主役を務める上川隆也。おととい知ったんですけど今年で入団20年目と言う事でですね。20周年記念と最初から言って置けばよかったと思っている所ですが。
　そんな感じでお届けする今回の「きみがいた時間ぼくのいく時間」でございますが、まずですねこのタイトルに注目して頂きたい「きみ～」これはソラで言いづらいんですね。”きみ”がいた時間　”ぼく”のいく時間。非常に覚えづらいんですけどね、今この場で覚えて帰っていただきたいとお思います。今回の公演は、上川が3年ぶりに舞台に立つ。又、劇団に帰ってくるということで劇団としても非常に楽しみにしていた作品でございます。その間に先程ご覧頂きましたけれども「クロノスシリーズ」という代表作が生まれまして、作家の梶尾真治さんともお近づきになれまして、梶尾真治さんが「クロノス」にご来場頂いた時にたまたますれ違った上川を見かけて印象に残ったのか、上川をモデルにというと言い過ぎでしょうか？この作品を書いてくださったということです。つまり、キャラメルボックスの「クロノス」を踏まえた作品としてこの外伝が書かれたということでございます。そういうことなのでもう”やるしかない！”ということで作品が発表されたときから暖めてきたこの企画でございます。
　今回はですね縁あって、西山繭子さんにも出演いただくことになりました。どういった縁かというと。実は今回日本テレビ主催でやらせていただくのですが、上川隆也が日本テレビのドラマに出させて頂いたのは、西山さんと共演した「シンデレラは眠れない」以来なんですね。あれは2000年ですね。それ以来、他局にばかり出続けてきた上川隆也なんですけども・・・。今回は日本テレビ主催ということですね。でも、これは大切なところですが、上川がはじめてテレビドラマに出させて頂いたのは日本テレビの「鼓膜の気持ち」という三谷幸喜さんの脚本の深夜ドラマで「大地の子」ではない！ということですね。今この場でわたくしは強調しておこうと思っておりました。
　そんなわけで今回の公演の「きみ時間」の東京公演2月28日から4月7日まで1ヶ月以上にわたってサンシャイン劇場にて上演いたします。よろしくお願いいたします。」

・・・と終わったところで、菅谷さんの言葉。
「加藤さんのお話の中で上川さんと西山さんが細かく首を振りまして、「シンデレラは”眠れない”」じゃなくて「眠らない」だと・・・いうつっこみをしておりました。」