いきること

人は何のために生きているのか
いつか見た夢も霞んできた
どうせいつか死ぬのに　
いなくなるのに
何で生まれてくるのか

それは
誰かに出会うため
たくさんの人に出会うため
友人　両親　そして　恋人
みんなに出会うために生きている
出会ったことで生じる
何かのため
出会ったことで生じる
出会った人の幸せのため
出会った人を幸せにするため
いつか死んでも
いなくなっても
出会った人の心に
記憶として自分を残すため

笑顔

　結局、自分はあの人に会う事も謝る事も出来なかった。最後に会った時のままの苦しそうなあの人の表情が記憶に焼きついている。あの人の気持ちは分かっていたのに、あの人の性格は自分がいちばん分かっているのに。あの人は、自分を許し信じていると分かっていた。いつも笑ってくれていた。自分は、次に会う時のあの人の笑顔を想像していた。しかし、「あの人は許してくれるだろう」と思う事が、驕っていてずるい人間に感じて許せなかった。
　この場所にあの人はいないと知っている。最後に見たのは、水道も凍る寒い冬。今は立っているだけで汗が噴出してくるほど暑い夏。自分の足は、無意識にいつもあの人が座っていた場所へ向かった。玄関を入り、台所を過ぎ、居間を越えて庭と畑に面した縁側へ。いつもここに座って居た。そして、この景色を見ていた。自分は、顔をあげて庭を、そして前方の野菜畑を見た。

これは・・・・・・
・・・・・・あの人の笑顔だ。
　
　小学校の校庭半分ほどの畑全体に向日葵が咲いていた。その花は、太陽に向かって大輪の花を開く。その全ての花が自分を見ていた。
言葉は出なかった。あの人は本当に自分を愛し、許してくれていた。そして、二度と会えないことも気づいていたのかもしれない。花は種から育ち、自分が来るのを待っていてくれた。あの人の代わりに。
　いたずらっこのような笑顔で、
「許しているよ。待っていたよ。ただし、夏だけね」。
　そう言われた気がした。そして、こんなに大量の種を蒔いたあの人に泣き笑いで呆れた。

幸せの華

花は　枯れる
幸せの華も　たまに枯れるだろうし
確実に枯れるだろう
でも　種を残して枯れる

花が枯れたら
空になった植木鉢に
土と栄養と水をやって
種を蒔いてやればいい
そうしたら　小さいけれど芽が生えて
少しずつだけど成長して
大きく成長するから
また花が咲くから

今は空の植木鉢でも
きっと華は咲くから
もう少し
もう少し
大丈夫だから

多分、何年前かの文章。・・・を発見しました。

機械

考えたくない
聞きたくない
言いたくない
疲れた人間

苦しむことに疲れた
悲しむことに疲れた

何も考えない
悩むことのない
そんなロボットになりたい
命令だけで動く
ロボットになれたらいい

機械に心はない
だから疲れない
だから悲しまない
疲れるのは部品
苦しむことはない
悲しむことはない

心がなければいい
楽になれればいい
全てをなくして
私はロボットになりたい

郵便屋さんの手紙

久しぶりにポストに手紙をいれた
好きなアーティストが出演するラジオ番組の観覧応募のはがき
新年のご挨拶
将来を夢見ての履歴書
大好きなあなたへの便り
家族への便り
願いを込めたもの
夢を手に入れる為のもの

今日手紙が届いた
結婚して遠くへ越した友達から
携帯電話の請求書
応援しているサッカーチームの会報
ラジオ番組の観覧当選はがきと落選はがき
届いてがっかりするもの
届くのを心待ちにしていたもの

ある日
ニュースで見た事件
ある町でポストの中身が燃えた
放火数十数百の手紙が燃えた
ある町では
配達のアルバイトの男の子が
雪の中に手紙を埋めた
つまり
たくさんの願いが込められた
手紙は届かない

たった一通の手紙
願いも夢も運命を
メッセージと共に運んでいる
届かない手紙
たった一通の手紙
それだけで運命は変わる
たった一通の手紙でも
人の生き方さえ変える力がある

＊＊お願いします。人と人を繋ぐ手紙です。沢山の思いがこめられています。
　　　だから大切に、確実に相手に届けてください。郵便屋さんは人の運命も運んでいるんです＊＊

日本では戦後60年。世界は戦中。

この文章（下にアップした文章）を書いてから10年以上経ちました。さすがに10年間で文章の細かい部分は変化しました。しかし、周辺の世界はなんら変わりない。むしろ世界は悪化しています。
私たちは世界の中ではあまりにも小さい。ひとりでは何も出来ない。
「世界全体を幸せにはできない。でも、たった一人の人を愛して幸せにする」
それだけでも凄い事。
みんながこれを実行するだけでも世界はもっとよくなると思う。
いまの世界では難しいのかもしれない。
「幸せにしたいからこそ戦うんだ」
そう言う人があまりにも多いから･･･。

2005/8/15

愛する人がいますか
強制のない心で愛せていますか
愛する人を命がけで守ることが出来ますか

もし
愛する人を守る為
誰かと剣で戦う時がきたら
考えてください
貴方の目の前の人間は
なぜ貴方と戦おうとしているのか

そして気づいてください
貴方は　鏡の前にいることを
自分と同じ心をもった人間が目の前にいる事
愛する人を守る為
貴方と剣で戦おうとしている事
ただただ　守る為だけに。

剣を捨てて
心を聞いてください
二人は
住んでいる国と人種が違うだけの同じ想いの持ち主だということを

愛する人が出来たら
愛する人を育てた家族を愛してください
愛する人が育った町の人間を愛してください
愛する人が住む町の隣の町の人間を愛してください
愛する人の友人を愛してください
愛する人のまわりのものを愛してください
愛する人が住む国を愛してください
その　隣の国に住む人を愛してください
国を愛するのではなくて
人間を愛してください

大切なのは誰かを愛することだと
気づいた時
貴方の行動が
愛する人を守ることなのか
愛する人を死に導くのか
考えてください

10年前と、今と、10年後
世界はどう違いますか？
どんなふうに変えたいですか？
いまと同じですか？
10年前に起きた戦い
10年前に起きた事件
みんなおわっていない

1945/8/15

【 Chain of the love 】
Is there a loving person?
Is it possible to love in the heart where there is not compulsion?
Is it possible to defend a loving person, risking a life?
When and is it?
To defend a loving person
If the time to fight against someone with the sword comes
Think.
The you immediateness human being
Why does it try to fight against you?
Then, notice.
You
of being in front of the mirror
There be a human being who had the heart which is the same as it in the immediateness.
To defend a loving person
Try to fight against you with the sword.
Only only
Only To keep
Throwing away a sword
Hear a heart.
Two
Of having of being in the same idea of that the country and the race to live in are different only!
When loving a person
Love the family of the loving person.
The loving person love a growing city.
Love a city next to the city of the loving person.
Love the friend of the loving person.
Love a person around the loving person.
The loving person love the living people.
Love the person who lives in the country next.
Don't love a country and love a human being.
When it is to love someone that it is important
When noticing
By your act
Is it to defend a loving person and does it die and does it lead the person whether or not who is or loves?
Think.

※私は英語は出来ません。PCのソフトで翻訳しただけの文章なので間違いや不適当は表現があるかもしれません。すみません。

頑張ることと焦ること

「がんばれ」と言う言葉があまり好きではない。その言葉を掛けることが力になる人なら、百万回でも言ってやる。でも、すでに頑張りすぎて辛い人・一杯一杯の人には焦らせ、追い詰めている気がして、言えないん。大丈夫そうに見えても、内では限界で辛くて堪らない人もいる。だから、「だいじょうぶ」と声をかける。そう心がけている。