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演劇集団キャラメルボックス「パスファインダー」東京初日を観ました。 [CARAMEL BOXの事]

つ劇団創設30周年記念公演。
「パスファインダー」東京初日。

下手側2列目でした。事前情報で、何かネタが仕込まれてるのは知っていた。「そうか!これね」と30年なんてやってるとこんなネタも仕込めるのかと。

ストーリーは、ネタバレしない程度でいえば、クロノスジョウンターシリーズのそれぞれの作品要素がすこしづつ。
私には、ロバート・F・ヤングの某作品の事を思い出しました。ヒント←短編でも、長編でも出してる。「たんぽぽ娘」ではない。

そして、岡田達也祭りでしたね。達也さんの汗が尋常じゃない・・・。最初は背中だけ色が変わり、そのうち前身頃全体へ。汗で色が濃くなってく(゜゜;)
キャラは、「太陽まであと一歩」の新発田先生みたいなちょい情けない男。
でも、子供の行動に付き合ってくれ、現実を優しく諭す。いい奴です。

さて、これから以下はネタに触れますので注意。






















92年のあの頃。あの作品をネタにもってきましたか。
劇中で、陳内将くんが演じたあの役は現実には上川隆也さん。
三浦さんが演じた役は現実には川原和久さん(「相棒」の伊丹刑事)

しかも、岡田達也さんはスタッフでついていた。
これは初演配役。95年再演では、上川さんが川原さんの役。2000年、2010年は、岡田達也さんがその役を引き継ぐ。
劇中劇ではラストシーンもやってましたが、喧嘩中夫婦は2010年のまんま配役。

笑えんのは、キャラメルボックスで土方を演じた続けてきた三浦さんがそれを演じますか?と・・・。
そりゃ「しっくりこない」よね。
やだったろうなあ。目の前に、ずっと竜馬をやってきた岡田達也さんがいるんだもの。
いやああ、笑ったわ。

でもね、このシーンがあったから、私はお兄さんは死なずに上川隆也的な俳優になったと思ってる。父親には勘当されて死んだことにされて、芸能に興味の無い光春はあんまり知らない。または、舞台中心の出演でテレビ(映像)には出てないとか。
物語にその後が語られてなので、いくらでも可能性を考えられて楽しいですね。


そして、倉敷さんの秘密。ばらすの早くね?と思ったけど、そうじゃないとあの手紙の追伸が生きないのか・・・と。
好きなシーンは、「やっと出会えたと思ったら、結婚してやがった!」です。

男女二人で、手をつないで時を跳ぶラストも今までに無く感動的でした。

ロバート・F・ヤングの「時が新しかったころ」を思い出しました。文庫で長編版が出てます。
短編でも、SF短編集「時の娘」に入ってます。おすすめします。
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