演劇集団キャラメルボックス「ブリザードミュージック」を観ました。

この作品を初めて劇場で観ることが出来ました。
やっと「風」を感じる事が出来ました。
映像では、初演から見たことはあった。
再再演の映像を見たとき、劇場で見られた人を羨ましいと思った。
ラストに吹く風。
そこにいた人しか味わえないわけです。

それがね、それをね、写真見てください。私の前に席がない。
そう、最前列。
吹き付ける風に感動しました。

それに、近すぎて、梅原家四人目の孫か、いつの間にかいなくなった、清吉の妹だか娘？の役にでもなった気分でした。
この作品、たまに客席いじりがあるんです。いじられる席では無かったんですが、至近距離。 すがのさん近っ(゜゜;)---となりました。


そして、この作品では、昔の東北地方の辛さが語られる場面があります。
2011年3月、劇中に出てきた様な事を思った人がどれだけ居ただろうと思う。
「芝居なんかしていいのだろうか？」
「サッカーなんかしていていいのだろうか？」
「他に何かすべきなのではないか」
その事を思い出しました。


答えを出せない人も居ただろうけど、キャラメルボックスは芝居で楽しませようとした。
サッカー女子日本代表、なでしこはW杯で優勝してみんなを喜ばしてくれた。
みんな「それしか」出来なかったから。